マイ箸文化
My箸と言っても、いつも外に持ち歩いているマイ箸ではない。
家の中で、自分の決まったお箸がない暮らしである。
いつも箸立てにざっくりある箸から、好きな箸を取って食べるのである。
マイ茶碗もない。
そういうのが普通だとおもっていたが、そういうのは世間では少数派のようである。
でも、たまたま嫁さんの実家も同じ方式だったのである。
だから、南家ではマイ箸のない暮らしはずっと続いてきたのである。
おそらく、これは、共働き家庭の多いのではないかと勝手に想像する。
茶碗を洗う間もなく仕事に行くから、毎回同じ茶碗とお箸が出て来にくい状況なのではないか。
という仮説である。
でも、ちょっと前に、お箸にこだわりたくなり、理想のお箸を探し求めていた。
理想は、良い無垢の木でできていて、八角形で、変な細工や造形がなく、
よくある「男性用箸」より少し短い長さで、軽いものである。
理想とはちょっと違ったが漆のお箸を買ってしまった。
無垢の木以外は理想にあてはまる。
これが、なかなか良い物であって、ご飯が美味しくなる気がするのである。
そういうわけで、マイ箸文化が到来したのである。
自分のお箸があるというのも大事なことかもしれません。
でも、マイ茶碗文化はまだ到来してません。。。