金魚はフナである






金魚はもともとフナの赤いものが始まりのようです。
様々な紋や、目が出ているなど、突然変異などの繰り返しで
人工的に作っていったものが現在の金魚だそうです。
日本に入って来た時点で、野生ではなく、人間の管理下に置かれたのも要因のようです。
自然界では生き残る力の無いものでも、人工的になら生きながらえているというのが、
現在の金魚。
しかも、日本人の美意識にあったものだけが生き残っているということらしい。
目の前に大きな「できもの」があって、いかにも泳ぎにくそうな形でも、
それが美しさ、愛嬌として価値を認められて来たということなんですね。

それらの金魚を自然界に戻せば、そのうち、普通のフナ型のものしか生き残らないらしいですね。
自然界にある、理由。
人間界にある、理由。
それは、まったく違ったものなんですね。


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