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学生と話していて、ほとんどの学生が木工用ボンドを信用していない事に気がつきます。

信用していないというのは、これでちゃんとくっ付くと思っていないということです。

「木をくっつけるのに、他の強力なものを買って来たらいいですか?」という具合です。

「え、プロの家具屋さんもみんなこれ使ってるんだよ。」

と言うと、信じられないという顔。

もちろん、もっとカリッと堅く固まるものを使ったり、

もっと専門的な木工用ボンドもたくさんあるのですが。





つまりは、木工用ボンドはあまりにポピュラーだからそう思うのでしょうか?

特に匂いもないし、子供の頃から使うし、安全性は高いし、だから効かなそうなイメージなのでしょうか?

しかし、一番の理由は、ちゃんとくっ付いた経験のなさかもしれません。

木工用ボンドは弱いという体験からきているのかもしれません。

たいていの学生はボンドを塗った後、万力などで部材を圧着させません。

圧着しないと木工用ボンドは強固につかない。ということを知らないでみんな使っているようです。

確かに、裏の説明を読んでも、「すぐにはり合わせる」としか書いていません。

これでは、説明不足なのかもしれません。



そういう私も、圧着することは家具職人に教わるまで知らなかったかも。
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# by planettv | 2012-06-21 22:39 | life
小学校図工科「子どもの美術」



このほんをよむひとへ

ずがこうさくの じかんは、

じょうずに えを かいたり

じょうずに ものを つくったり する

ことが、めあてでは ありません。

きみの めで みた ことや、

きみの あたまで かんがえた ことを、

きみの てで

かいたり つくったり しなさい。

こころを こめて

つくっていく あいだに

しぜんが どんなに すばらしいか、

どんな ひとに なるのが

たいせつか、

と いう ことが

わかって くるでしょう。

これが めあてです。


「子どもの美術1」佐藤忠良






今日は、佐川美術館の佐藤忠良展に行ってきました。

大学生にも、大人にも読んでほしい。
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# by planettv | 2012-06-17 23:50 | life
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アクリル絵の具を使った色彩構成の課題を毎年だしたりしているのですが、

今年は有害性の問題で黒い絵の具を使わない方が良いということになりまして、

黒い絵の具は大学では使わないで課題をやってくださいという事にしました。



そうすると、どうでしょう。

色が良くなったのです。



黒っぽい色を生みだすには色々な色を混ぜないといけません。

カラスは最初は白だったが、欲張って色んな色を塗ってもらったから黒い色をしている。

なんて絵本で読んだ記憶があります。

しかし、カラスの羽を手に取ってみると、光の当たり方でいろんな色が浮かびます。

だから、あながち嘘でもないようです。



それはさておき、

そこに、黒があると、考えずに使ってしまう。

自分で何か新しい色を生みだそうなんて考えないのです。



昔は、スチレンボードなんてものもなかった頃は、ガラス板に石膏を流して、

石膏で薄い板を作ってからそれを切って建築模型を作っていたと恩師から聞きました。

それはきっと、スチレンボードで作られた模型とは発する力が全然違ったことでしょう。

時間にしたら10倍は模型に時間がかかったかもしれません。

しかし、便利になったゆえ、失ったものも大きいのです。



つまりは、エネルギーは保存されるということです。

エネルギーを使って作ったら、それは作品にきちんと表現されるということです。

エネルギーを込めましょう。
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# by planettv | 2012-06-11 20:40 | life
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GOETHE 五月号より抜粋


不意に頂いたGOETHEの五月号は安藤忠雄特集で、表紙にサインが入っていました。

この前、ブログ上でリンクを書いた「私が出会った驚くべきリーダーたちの決断の瞬間」もまるまる書かれていて、とても素晴らしい特集でした。

安藤さん好きだなぁ。

目先の利益ばかり考えず、遠い未来を見据えて行動する!
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# by planettv | 2012-06-11 01:44 | life
品質(クオリティー)のチカラはおおきい。いや偉大だ。

クオリティーの高いものは「好み」を越える。好き嫌いを越えたチカラがある。

クオリティーの高いものは言葉が要らない。置いておくだけで語り出す。

クオリティーの高いものは値段を超える。相手に納得させるチカラを持っている。

クオリティーの高いものはあこがれを生む。たんにそれはモノにすぎないのに

畏敬の念を相手に覚えさせる。

見た目を裏切らない手応えと音と重さをもったときそれは伝説に変わる。




                        June 8, 2012 秋田道夫

informationより引用


本当にそうだと思います。クオリティは侮れない。

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# by planettv | 2012-06-08 20:24 | design