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世界には常に相反する要素が同時に存在し、

互いにバランスを取り合っているのです。










壊れたスキャナが映し出した画像でした。
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by planettv | 2012-06-25 20:08 | design
人に接するときは春のような温かい心で

仕事をするときは夏のような燃える心で

モノを考えるときは秋のような澄んだ心で

自分に向かうときは冬のような厳しい心で


-鮫島輝明, 『心の四季』


via spoon & tamago
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by planettv | 2012-06-22 00:20 | life
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学生と話していて、ほとんどの学生が木工用ボンドを信用していない事に気がつきます。

信用していないというのは、これでちゃんとくっ付くと思っていないということです。

「木をくっつけるのに、他の強力なものを買って来たらいいですか?」という具合です。

「え、プロの家具屋さんもみんなこれ使ってるんだよ。」

と言うと、信じられないという顔。

もちろん、もっとカリッと堅く固まるものを使ったり、

もっと専門的な木工用ボンドもたくさんあるのですが。





つまりは、木工用ボンドはあまりにポピュラーだからそう思うのでしょうか?

特に匂いもないし、子供の頃から使うし、安全性は高いし、だから効かなそうなイメージなのでしょうか?

しかし、一番の理由は、ちゃんとくっ付いた経験のなさかもしれません。

木工用ボンドは弱いという体験からきているのかもしれません。

たいていの学生はボンドを塗った後、万力などで部材を圧着させません。

圧着しないと木工用ボンドは強固につかない。ということを知らないでみんな使っているようです。

確かに、裏の説明を読んでも、「すぐにはり合わせる」としか書いていません。

これでは、説明不足なのかもしれません。



そういう私も、圧着することは家具職人に教わるまで知らなかったかも。
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by planettv | 2012-06-21 22:39 | life
小学校図工科「子どもの美術」



このほんをよむひとへ

ずがこうさくの じかんは、

じょうずに えを かいたり

じょうずに ものを つくったり する

ことが、めあてでは ありません。

きみの めで みた ことや、

きみの あたまで かんがえた ことを、

きみの てで

かいたり つくったり しなさい。

こころを こめて

つくっていく あいだに

しぜんが どんなに すばらしいか、

どんな ひとに なるのが

たいせつか、

と いう ことが

わかって くるでしょう。

これが めあてです。


「子どもの美術1」佐藤忠良






今日は、佐川美術館の佐藤忠良展に行ってきました。

大学生にも、大人にも読んでほしい。
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by planettv | 2012-06-17 23:50 | life
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アクリル絵の具を使った色彩構成の課題を毎年だしたりしているのですが、

今年は有害性の問題で黒い絵の具を使わない方が良いということになりまして、

黒い絵の具は大学では使わないで課題をやってくださいという事にしました。



そうすると、どうでしょう。

色が良くなったのです。



黒っぽい色を生みだすには色々な色を混ぜないといけません。

カラスは最初は白だったが、欲張って色んな色を塗ってもらったから黒い色をしている。

なんて絵本で読んだ記憶があります。

しかし、カラスの羽を手に取ってみると、光の当たり方でいろんな色が浮かびます。

だから、あながち嘘でもないようです。



それはさておき、

そこに、黒があると、考えずに使ってしまう。

自分で何か新しい色を生みだそうなんて考えないのです。



昔は、スチレンボードなんてものもなかった頃は、ガラス板に石膏を流して、

石膏で薄い板を作ってからそれを切って建築模型を作っていたと恩師から聞きました。

それはきっと、スチレンボードで作られた模型とは発する力が全然違ったことでしょう。

時間にしたら10倍は模型に時間がかかったかもしれません。

しかし、便利になったゆえ、失ったものも大きいのです。



つまりは、エネルギーは保存されるということです。

エネルギーを使って作ったら、それは作品にきちんと表現されるということです。

エネルギーを込めましょう。
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by planettv | 2012-06-11 20:40 | life
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GOETHE 五月号より抜粋


不意に頂いたGOETHEの五月号は安藤忠雄特集で、表紙にサインが入っていました。

この前、ブログ上でリンクを書いた「私が出会った驚くべきリーダーたちの決断の瞬間」もまるまる書かれていて、とても素晴らしい特集でした。

安藤さん好きだなぁ。

目先の利益ばかり考えず、遠い未来を見据えて行動する!
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by planettv | 2012-06-11 01:44 | life
品質(クオリティー)のチカラはおおきい。いや偉大だ。

クオリティーの高いものは「好み」を越える。好き嫌いを越えたチカラがある。

クオリティーの高いものは言葉が要らない。置いておくだけで語り出す。

クオリティーの高いものは値段を超える。相手に納得させるチカラを持っている。

クオリティーの高いものはあこがれを生む。たんにそれはモノにすぎないのに

畏敬の念を相手に覚えさせる。

見た目を裏切らない手応えと音と重さをもったときそれは伝説に変わる。




                        June 8, 2012 秋田道夫

informationより引用


本当にそうだと思います。クオリティは侮れない。

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by planettv | 2012-06-08 20:24 | design
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東京ビッグサイトのinteriorlifestyleに行ってきました。

山田佳一郎氏デザインのブースでの展示です。

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初めて見る最終サンプル。

キレイに焼き上がっていました。

評判も上々のようで、熱いお湯が入ったサンプルも用意し、カバーの上から来場者に触れて確かめていただいておりました。

デザイナーの友人たちも会場内でいろいろ頑張っておりました。

友人たちに最も興味を持たれるのは湯たんぽの金属のキャップでした。

私もそこがポイントだと思っています。

本当は陶器でキャップを作るのが安価で良いのですが、開け閉めする際に黒板をひっかくような音がしますので、金属にしました。

アルミの削りだしですので、非常に高価なのですが、

このキャップが、存在感を特別なものにしていると思います。

予定売価は8500円で、湯たんぽとしては高価な部類ですが、高いという声はそんなに聞こえないみたいでした。

どちらかというと、年配の方に興味を持たれるみたいです。

若い人にはなじみがないですからね。

今秋に発売予定です。

冬が待ち遠しいですね。

夏は、一輪挿しに使えます(笑)




追記

その後、販売予定価格から少し値上がりし、販売価格は10,000円(税別)となりました。

湯たんぽのご購入はこちら
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by planettv | 2012-06-08 00:14 | product
それはさておき、これは、「陶器の湯たんぽ」なのです。

(正確には磁器です。磁器は石の粉。陶器は粘土から出来ているものを言います。)

よくあるのはこれです。

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陶器の湯たんぽ? 聞き慣れないかもしれません。

ですが、室町時代に中国から日本に入って来た最初の「湯たんぽ」は陶器の湯たんぽでした。

大正時代から金属製が台頭しはじめ、戦時期には金属不足から再び陶器製が主流になりましたが、

戦後はまた金属が主流になり、最近では樹脂も多くなっております。

最近は、「湯たんぽ」という道具を知らない若者も少なくないことが授業でわかりました。



説明しますと、湯たんぽとは、中にお湯を入れて、寒い冬の布団の中を暖める道具です。

昨年は震災の影響で陶器の湯たんぽが飛ぶように売れたようです。

つまり、電気を使わないのですし、電気と比べ人肌に対して優しいので、エコなイメージがあります。



布団の中で人肌に直接あたる湯たんぽという道具ですが、できるだけその「あたり」を優しくしたい。

そういう思いでデザインを考えました。

金属製のものは湯温低下の内部減圧に耐えるためと、表面積を増やすために、

デコボコした形状になっています。形にはちゃんと理由があるのです。

しかし、陶器なら強度は十分ですので、そんな凹凸をつける必要はありません。

しかし、多くの陶器製湯たんぽも金属と同じ形をしています。これは不思議です。

そして、なぜか楕円ばかりの湯たんぽ。

正円があっても良いじゃないか。むしろ正円の方が心地よいのではないか?

そして、必ず飛び出ている蓋の出っ張りが邪魔なのでなんとかしてなくしたい。

布団の中でそんなに全体の高さは要らない。

そういう事を考えまして、このようなデザインに至ったわけです。

蓋も当初は陶器で考えておりましたが、陶器と陶器では、開ける際に黒板をひっかくような音がしますので、

不快に感じる人も多くいるかもしれないと思い、金属製の蓋で作ることになったのです。

そして、カバーには静電気を起こしにくいジャンバー等の裏地に使う、機能素材を使う予定です。

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形や素材の理由は、大体、「人を想う」というところからきております。



追記

こちらの湯たんぽは、その後製品化され、こちらで発売中です。
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by planettv | 2012-06-06 21:17 | product
明日から東京ビッグサイトで始まります、interiorlifestyleにおきまして、

セラミックジャパンより、yutanpo(湯たんぽ)を発表いたします。

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秋田先生にセラミックジャパンの大橋社長をご紹介頂いてから1年半が経ちました。

「ここに出来なければ他ではできない」と言われるほどに技術力が高く、

デザイナーからの信頼も厚いのが愛知県瀬戸市にあるセラミックジャパンであります。

秋田先生のdo・nabeもセラミックジャパンの製品です。



本当は1年前のこの展示会を目指してその半年前からやってはいたのですが、上手くいかず昨年はモックアップのみの展示となりました。

その後も試行錯誤を重ねまして、型修正を何度となく繰り返しました。

陶器は高温になると焼成軟化という現象が起きます。

最高温度で瞬間的に柔らかくなるのです。

このやや平たい形状は、その軟化に対して非常に弱い形状でもあるのです。

設計通りに作ると、凹んでしまう。

だから高めに作りなおすも、今度は垂れなさすぎて高い。

さらに、通常では脱型できない造形が含まれていること。

シンプルに見えていろいろ難しい事がありまして、そんな繰り返しで、ようやく発表できるものになったようです。

というのも、直前まで上手くいきませんで、私も最終サンプルはまだ見れてはおりません。

私は私で、湯たんぽのカバーをどうするかに奔走しており、

近くの縫製屋さんに無理を言って何度も作りなおしていただき、昨日ようやくカバーもできたようなところであります。


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↑これは、最初に描いたCGです。



つづく。
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by planettv | 2012-06-05 21:15 | product