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今日は、270人という最大規模の授業というのに初めて登壇しました。

デザインと関係ない学科の人ばかりが受ける授業です。

これは、人間関係学科の細馬先生が今年から考えた授業で、毎回違う分野の先生同士で対談するという授業。

その細馬先生と対談するのが私。

私にとっては、なんとも光栄でした。

細馬先生は魔法使いですから。

「レスポンスペーパーをデザインして」と細馬先生に頼まれた私は、途中で外注で作ることを思いつき、

こんなレスポンスペーパーを作りました。



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教育現場と言えばわら半紙。ということでわら半紙に一色で印刷したものです。

細馬先生の趣味や、話に出てくるモチーフを織りまぜたものです。

「今の質問を『かえる』に書いて」とかいうとわかりやすいという細馬先生のアイデア。

印刷費は一人分で10円かかってます。(私のお小遣いで。。。)

でも、その効果は十分にあったと思います。

紙1つ、印刷1つ、デザイン1つで、こんなに心境が変わるということを伝えたかった。



デザインというのは、多くの人には誤解されています。

センスであったり、デコレーションであったり、表面だけ。そんな風に思われています。

デザインは使用者のことを考えて、使いやすさや問題解決を提供すること。

そして、美しく楽しく暮らしを変えていく事。

デザインや芸術は、人の心を変える力がある。

それを実際にみんな感じてくれたようです。

デザインはいつも、みんなのそばにいます。






以下、感想より。

「こういうレスポンスペーパーだと字がかきたくなる!」

「きれいなレスポンスペーパーだったので、字をきれいに整えて書こうと思った。」

「この紙の肌触りがとても良く、書く気がおこり、幼稚園の感覚がよみがえった。」

「デザインが違うだけで人の心や行動が変わるということに驚いた。」

「デザインと人の行動が深く関わっているということがわかった。」

「デザイナーは社会関係や、人間関係を学ばなければいけないというのを聞いて、そうだと思った。」

「普段の生活を振り返ると、思っていた以上にデザインに促されて行動している。」

「1つ1つの動作を想定したデザインのすごさをみて感動した。」

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by planettv | 2012-05-29 22:16 | life
東京スカイツリーが昨日、開業しました。

いろいろトラブルもあったようですが。

その階下の商業施設である東京ソラマチの5Fにある、「産業観光プラザ すみだ まち処」において、

卒業生の石原さんが卒業制作で制作した葉っぱのトレーがレジで使用されることになりました。

同時に、店舗内で販売もされます。

「産業観光プラザ すみだ まち処」は墨田区観光協会が運営を行っており、この商品も墨田区の産業であるピッグスキンを使用したものです。

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このように私の研究室では、出来る限り学生の作ったものを商品化するフォローをしていきたいと思っています。

今回も作ってから3年経っているわけですが、

最初は牛革だったのが豚革になり、葉脈の本数も精査して、

生産可能なようにメーカー側の努力や小売りからの要望によるカラー変更などがありまして、

こうしてお蔵入りすることなく東京スカイツリーで使って頂いけることになりました。




ちなみに私の提案したペンケースは扱ってもらえないんですけどね(笑)




東京ソラマチ

職人モノ掲載記事

Heath Leather&Ceramics

写真はトレーのメーカーであるheathさんにお借りしました。
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by planettv | 2012-05-23 10:53 | product
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デジタルカメラで撮影。なんとか撮れてました。




地球から太陽までの距離:地球から月までの距離 ≒ 400:1

太陽の大きさ:月の大きさ ≒ 400:1





だから、地球から見た太陽と月の見かけの大きさはほとんど同じ。

これは、偶然なのだそうです。
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by planettv | 2012-05-21 20:37 | life
spoon & tamagoのブログを見て、思わず「あっ」と言ってしまいました。

引き出し君が写っていたからです。(チビダシに名前が変わっているようです。)

引き出し君は、もう覚えてないくらい昔ですが、飛騨に行った時に、

飛騨国際工芸学園だったでしょうか(?)の学生作品展の中で目にして、私は一目惚れ。

係の方に聞いたら購入できるということだったので、後日、郵送してもらったのです。

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これが、我が家の引き出し君です。

中には、子どものヘソの緒を入れています。

いい、ヘソの緒ケースって売って無いんですよね。

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引き出し君は、4つ買って、2つは、友人の子ども誕生祝いにプレゼントしました。




当時、デザインし、制作した学生の方の名前も知らなかったわけですが、

今、こうして、conocotoさんとして頑張っておられ、デザフェスにも出展されて、

こうして、spoon & tamagoに取り上げられているということがとても嬉しく思うのです。

この引き出しは、お尻のつまみを引くと、顔がすーっと後ろに引っ張られて行く所が秀逸なんです!

コノコトブログ
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by planettv | 2012-05-20 23:52 | product

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ディンドン♪
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by planettv | 2012-05-14 22:52 | life
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恩師の林先生に出版する書籍の装丁を依頼されたのが、7年ほども前のことになります。

その「環境建築」読本が、近所の本屋の目立つ場所に売っていて驚きました。

彰国社まで打合せに行って、担当者には良くして頂いたのを思い出しました。




なんで、こんなデザインにしたのか?

画面内にパラパラと同じような要素がある提案を多くした気がします。

多様性であったり、全体性であったり、自然界に生きるものの総体的なイメージを考えていた気がします。

何案もデザインを出しましたが、社長さんはぱっと見てこれと言いました。

売り場での見え方が大きかったように思います。

手に取って見ると、第二刷まで出ていて安心しました。

7年でまだ、第二刷ですが。。。





そういえば、今年は林昭男先生が80歳となられます。

林昭男先生が今年80歳になられるのを記念して、彦根で誕生日である6/17(日)に宴を開催します!


日時:6/17(日) 13:00〜夕方

場所:滋賀県彦根市のお店(ロータス)

会費:6000円

もし、このブログをご覧になって、出席希望の方はこちらまでご連絡下さい。
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by planettv | 2012-05-10 22:27 | graphic
私は、絵を描いていると落ち着きます。

パソコンなんか出来ればやりたくはない。

手で描いた方が、上手くは行きません。

でも、それが良いのです。

絵にはいろんな情報が入っています。

気持ちが入っていない絵はすぐわかります。

感情や気持ちも表現されます。

口では「やる気がある」とか簡単に言えます。

でも、絵ではごまかせません。




「楽しんでやりなさい」と現代美術家の先生は言います。

でも、学生は、楽しみ方がわからないでいます。

答えを探してしまいます。



大学生の絵より、幼稚園児の絵の方が活き活きしていて、驚かされます。

みんな、小さい頃は上手いもヘタもなく、自分のまっさらな眼で世界を見て、

小さな自分の手で、楽しく大胆に表現してきたのです。

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by planettv | 2012-05-09 22:01 | life
住吉大社に初めて行きました。

路面電車のある風景は本当に良いなぁ。

太鼓橋渡ったり、カメを眺めたり。結婚式の一団を眺めたり。

帰りかけたら、「知恵の種」なるものを発見。

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種貸様のご利益で良い知恵が授かったら、またお参りに来てこの種を返すそうな。

この、「種」の文字だけデザインして配置するセンスすごくないですか?

神社って本当に面白い。

その場所、その場所で様々なこういったおまじないがあります。

このような人をより良い方向へ導く為の様々な知恵やアイデアに、学ぶべきものがたくさんあります。

昔は、エンターテイメントが自分を高める事であり、願いを成就させる事だったのです。





「種貸様。私に、世界を変える知恵をください。」
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by planettv | 2012-05-07 23:32 | life
そもそも大学の起源は何処にあるのか?

学ぶのは自由人しか出来なかった。

しかし今はお金を得る職業に就く為に大学卒業資格を得る為に学ぶ。

自由とは反対の視点で学び、試験を受ける為に学ぶ。

この世界もキュレイターが必要になってきた。

ついでにウェブの世界でも情報過多になり、何も整理されずに何でも知ってるという、データベイス型知識人が重宝される時代も終わりつつある。

検索機能が発達しても疑問が構築されないと話にならない。



一体どうすれば好いんだ。何が大切なのか?



いつもそこを意識して生きていく。

宗教でないとしたら、美しかそれに変わるものはない。

少なくともいろいろな領域で美を感じることを追求して行く。

それを橋渡しするのが学びのキュレイターなんだ。



黒崎輝男


source KUROTERU BLOG



黒崎さんのブログは全部印刷して持っているのです。
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by planettv | 2012-05-07 20:56 | life
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昨日はいい日でした。

同じ日に内定が2人出ました。



どちらも、私の大学からは到底就職する事なんてできないと思っていたような企業です。

その1つの企業担当者から私に電話がかかってきました。

「貴校はノーマークだったので、来年からは案内を送ります。」と。

笑っちゃいました。

そら、そうだよ。間違ってない。

誰も、滋賀県立大学なんて知らない。

デザイン学科があるなんて知らないのです。

就活、インターン行っても「大体、なんでそんな大学行ったの?」から面接は始まります。

大学の名前を見ただけで、こんなところはダメだとみんな決めてくれているのです。

でも、そこが良いじゃないか。

時代は変わり続けているのです。

私も私の大学、学科が良いところであるとは思わないです。(笑)

設備も人も場所もない。ある意味、残念過ぎる環境でも頑張っていれば、

こうしてチャンスが巡ってくるんだと思いました。




青色発光ダイオードを発明した中村修二さんも、大企業が巨額を投じて研究開発する中、
何もないところから発明に成功したのです。

ロボットデザイナーの高橋智隆さんも、自宅の部屋の小さな畳の上であんなロボットを生みだしていたのは信じられない光景でした。

環境なんか関係ない。

周囲に期待しているうちは何も大したことなんかできない。

状況に絶望してしまったら負け。

全部、自分次第なんです。

一歩を踏み出せ。



内定した2人は、大学の外で頑張っていたという事実があります。
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by planettv | 2012-05-02 22:54