STAEDTLER 502 BASE
デザインするための道具として、私には愛用品があります。
ドローイングには、STAEDTLER 780 芯ホルダー
そして、その芯を研ぐには、STAEDTLER 502 芯研器 (Lead pointer tub)
このSTAEDTLER 502のために金属鋳造で「ベース」を作りました。
プラスチック製のSTAEDTLER 502を中に納めると、どっしりと安定し、
ペン先のスムーズなストロークが得られます。
あたかも、最初からそうなることが運命だったかのような「502」の凛とした佇まい。
銅の鎧がよく似合います。
そして、使うほどに、銅は褐色にエイジングされ風合いを増していく事でしょう。
ステッドラーを一生の道具にして下さい。
製作には彦根の地場産業である、バルブの鋳造技術を使い、ビワライトという鉛を含まない青銅を用いています。
鋳造の砂型です。
「砂」と聞いて思うイメージと異なり、とても堅い型です。
溶解した金属を流し込みます。
写真では伝わりませんが、すごい迫力です。
冷えた後に、砂から取り出したもの。
これを切断し、丁寧に1つ1つ磨いて、完成させます。
このように手間のかかった一品ずつ手作りの商品です。
このようなパッケージでお届けします。
材 質:青銅キャスト(ブラスト仕上げ)
予定価格:2,480円(STAEDTLER 502は含みません)
鋳造制作:株式会社マツバヤシ
デザイン:Masahiro Minami Design
こちらで販売中です。
http://masahiro-minami.com/shop/502-base/