鋳造体験 ブラッシュアップ

WORLDをやりながら、授業課題をやりながら。ゼミでは鋳造をやり、

就職活動もしないといけないという忙しい3年生。

WORLDも大好評のうちに山場を超えて、これからは鋳造に注力してもらいます。

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彦根はバルブの産地であります。

つまり、材料は青銅を使わねばいけません。つまり銅です。

真鍮などより材料の値段が高いので、銅を使ってでも売れるようなものにしなければなりません。

つまり、付加価値の高いものを作らなければいけません。

材料の量が値段に比例してくるので、体積を抑えながら、値段を取れるものを考えなければいけません。

しかも、高すぎると売れにくいので、比較的安くて、売れそうなもの。

これが、とてもハードルが高いポイントであり、ここがアイデアの力になってきます。

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ここでバランスを取りながらデザインするのは、プロでも難しい問題ですが、

学生にとっては、このバランス感覚がまったく無いと言っていいでしょう。

案を持って来てはやり直し、いや、考え直しの連続。

学生は「どうしたらいいですか?」の連発。

でも、こんなやり取りを続けて考え続けるしかないのです。

せっかく工場も協力してくれて仕事以外の時間もおつきあい頂けるのですから、

良い物を作らないと。

そうこうしてるうちに、徐々にボールを蹴り込むポイントが明らかになって来ます。

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10年後の自分が見ても「痛い」と思わないようなものを考えてほしいと思います。

そういう考えでなかなか今の自分を見れないものです。

そう言うと、たいてい、違うな。となるものです。
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by planettv | 2011-12-14 21:10 | design