自転車っていいな。
自転車で颯爽と出かけて行く風景によく出会います。
その姿を見る度に、「自転車っていいな。」って思います。
教授は一年間のタバコと引き換えに自転車を買ったそうです。
値段がちょうど同じだったとか。
素晴らしいではないですか!
琵琶湖を一周するにあたり私も自転車を買ったわけなんですが、
一時間くらい乗って身体を動かすと、何もしない時より身体がすっきりします。
やっぱり、身体を動かさないとストレスもたまるし、良くないんだなと実感します。
私は、面接の時に、自転車みたいなデザインがこれから大切だ。
というようなよくわからんことを言った気がします。
人間は、特徴的で突出した性能を持つ事よりも、広い汎用性を持ち、
道具を使う事で、身体機能をその都度拡張させるという進化を目指しました。
自転車は自分の脚を使って動かします。
あくまで、身体の延長としての道具なのです。
つまり、自転車はとても人間的な道具なのだと思います。
出る速度も、いくら頑張っても40kmが限界です。
つまり、そのくらいが人間のスケールの限界なのだと思います。
人間は、人間のスケールで生きないといけないように思います。
そうすれば、いろんな事が見えなくなることもないのです。
だから、自分の身体の能力に基本の軸はありながら、
それを効率よく拡張するような「デザイン」がこれから大事だと思うわけです。
だから、大学では屋根付駐輪場もなく、自転車通勤者がぞんざいに扱われているのは納得いかんね!