光る手洗い器
信楽の艸方窯で開発中の透ける土を使った光る手洗器。
先週の日本経済新聞全国版に掲載されてからすごい反響のようです。
ブログもアクセスが毎日1桁だったのが3桁行きました。
私もこんなのは初めてなのですが、この商品はよくわからない人たちがたくさん寄って来ます。
儲かりそうだと思う商材があれば、飛びついて利ざやを稼ぐというよくわからない商売をしている人がたくさんいるということを思い知りました。
ものを気持ちを込めて一生懸命作っている人たちは確かに売るのが下手です。
そういう人たちは、多くの場合世間知らずで純粋なのです。
言い方は悪いですが、それにつけ込もうとするなんて私は本当に残念に思います。
コンサルだとか、わけのわからない偉そうな肩書きだけあって、売ってやるから金を出せという話。
もう、その便箋と書面を見ただけで私はダメダこりゃと思うわけです。
良い物は勝手に売れる。
だから、他に真似のできないものを作る。
産地はどこもそうですが、売れたものをみんなでパクり合いの世界なのです。
そんなものを置き去りにすることです。
信念もプライドもないからそういうことになって思考停止の状態です。
真似されてもそれを、引き離し続ける企画力、技術力、デザイン力を持ち続けること。
それがブランドなのです。