スナック
お店の名前はラウンジとなっていましたが。
ちょっと、店の中をなんとかしたいということで見に来てくれということでした。
バブルの頃にできた内装は、時代を感じさせました。
作り込みがすごくて、お金がかかったんだろうなと思わせる内装は、
なんとかするにもなかなか難しそうでした。
近所には、そういうちょっとした歓楽街があるのですが、
まず、私たちのような現代の若い人は行こうと思いません。
何がよくて面白いのかもわかりません。
お客さんも若人はほとんど来ないという話でした。
内装や外観でどうにかなる問題ではなく、それに変わる今の時代のニーズにあった新しい仕組みが必要だと思いました。
そういった従来のスナックはどこも大変だろうなと思いました。
今、日本の三次産業もかつての儲かっていたやりかたを続けていたのでは厳しいものがあります。
これは、こういうものだから と思って考えるのを止めていたら先がすぼまるばかりです。
新しい切り口で、新しいサービスを打ち出していかないといけません。
業界の様々な常識があるのですが、それに縛られていては突破できません。
途中でお客さんが2人ほど入って来たのでママやお姉さんとのやり取りをつぶさに見ていましたが、
あまりこんな所にいかない私は、この道のド素人なので、本当に単純なことが思い浮かびます。
ゴルフが好きなおじさんがお客さんに多いんだなとか。
ほとんどカウンターばかりだとか。
ママがお酒をお客さんにもらうシステムはなんとかならんかとか。
そんな所にアイデアのヒントが転がっていそうです。
つまりは、素人は可能性に満ちているということです。