世界の変わり目
テレビを見ていると、ロケットの部品開発で、宇宙の過酷な環境で金属の膨張と収縮に対し、
他のメーカーはヒーターを用いて金属の温度を安定させて、膨張や収縮をさせないという案を出したのに対し、
その方は、収縮、膨張して変化しても大丈夫なように、ローラーのようなもので滑らせることで対応する構造を考えて、NASAに採用されたという話をやってました。
何をするにも、
「難しいことをすべきではない。」
そんな風に思います。
難しいことを考えている時点で、ちょっと待てよと思わないと。
それでも出来るのかもしれないけれど、他にももっと良い答えがあるのではないかと。
原発の問題も同じことだと思います。
人が大声を出して、聞こえる範囲がヒューマンスケールであるという話を聞いたことがあります。
せいぜい、200メートルがいいところではないでしょうか。
ヒューマンスケールに戻らないといけないような、
世界の変わり目に生きている気がしました。
自転車のような、人間の力を少しだけ助ける技術やデザインが良いのではないかと。
天を突き刺す巨塔と、電気がない地上を見て。