鮒寿司(ふなずし)パッケージ
今回、南研究室で担当した新しいパッケージの「ふなずし」が商品化されました。
デザインは3年生の肥川修士さん。
その独特の風味は和製チーズとも呼ばれ、好き嫌いが分かれる食品ですが、
クライアントである「あゆの店きむら」さんの鮒寿司は、
琵琶湖産の天然ニゴロブナにこだわって作られておりまして、
匂いも少なく食べやすいと評判の鮒寿司を作られています。
私の娘も好きなんですよね〜。
このパッケージの紙には切れ目が入っており、
内側に鮒寿司を挿入することによって切れ目が伸びて広がります。
持ち手の部分を折り曲げて、裏でシール留めすると完成します。
その模様は魚網のようであり、鱗のようであり、鮒寿司を隙間なく桶に並べた姿にも重なります。
上部の持ち手となる穴も、魚の尾ひれをイメージさせる形となっています。
真空パックの中身を見せながらも、品のある端正なデザインとしてまとめています。
ロゴやハンコにもこだわり、10倍ほどもあるサイズで実際に判を作りデータに落としています。
「琵琶湖産ニゴロブナ」の判。
中のしおりの絵も肥川さんのイラストです。
なかなかハードルの高い案を選ばれたのですが、無事こうして完成しました。
東京では、日本橋三越、銀座三越で販売しており、順次販路拡大予定です。
価格は時価ですが、およそ¥1,050〜¥1,470(税込み)ほどです。
琵琶湖と鮒寿司のWEB情報マガジン
ふなずし.com
早速、spoon & tamagoに掲載して頂きました。
あ、学生が最優秀賞を取ったという吉報が今!