豊田市美術館

あちこちで、トリエンナーレ、ビエンナーレばかりです。全部は見てられませんね。

そんな中、豊田市美術館へ石上純也展を見に行きました。

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写真は撮れなかったのでこちらでお借りしました。




雲を積層する。

こんな細い部材で成立しているこんなボリュームを見たことが無いですね。

細い針金と薄い紙で巨大なボリュームが自立していました。

自然界は60°の座標系を使っているそうだから60°で構成したらもっと強いのに。と思いましたが、

90°のXYZ直交座標で成立させるから、より儚さが出てより人間的なんだろうなと思いました。



そして、他には、5メートルくらいはあろうかと思う、0.9mmの針金が立っているのです。

0.02mmのワイヤーで引っ張っているそうですが、見えないのです。

建築がこんなにか弱いものだと私には想像できなかったです。



でも、これを見て、おそらく未来人の建築はこんなものであろうと想像しました。

今のように、強度と耐久性を求めるばかりではないのではないか。

今のものも強度と耐久性が真にあるかと言えば違うと思いますし、

未来人はきっと、その自分の周りに散在するエネルギーを超効率的に使い、

様々なことを行っていると想像できます。

建築も同様に、限界まで最小にして最軽量の部材で空間を作るでしょう。

いや、もっと目に見えないような原子レベルの操作で空間を操るような気もします。

と、そんな可能性を見せてくれました。
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by planettv | 2010-10-14 00:13 | life