秋田道夫先生の事務所訪問
↑秋田道夫氏はこの一本用ワインセラーをデザインした人です。秋田先生を知るならこちら。
代々木八幡に着いたら電話してと言われていたのですが、
三十分も早く着いたし、町歩きが好きなので勘を頼りに歩き始めました。
秋田先生の事務所のイメージというのが私にはありました。
名刺に渋谷と書いてあったので渋谷をイメージしていたのですが、
そんな渋谷はどこにもありませんでした。
しばらくすると、緑の草茫々の横に白い自転車が不釣り合いにあって、
なぜかその自転車が気になりそっちの方に向かいました。
そしたら、その横の二階建ての建物の緑のポストに「秋田道夫」の文字が。
そして、その場で電話したら、二階の扉が開いたんです。
まぁ、目を丸くしましたね。(笑)
導かれるように来てしまったことに驚きました。
部屋の中。
事務所の中はホント何もなかったです。
下まで下げられたブラインドが家電などで使われる凹凸のリブに見えて仕方がなかったです。
来客にお茶を出す机すらなく。スケッチ用の紙すら見当たりませんでした。
椅子に座って、テーブルを挟まないので、そういう空間に妙に緊張させられました。(汗)
秋田先生はwhiteboardというアドレスでブログを書かれていますが、これがホントのホワイトボード。
私の部屋にあるのと一緒ですが、私の部屋より格段に似合っていたアレッシの灰皿。
そして、使い勝手が素晴らしいらしいBALSの急須。
玄関の鍵置き。
ジャスパー・モリソンのコーヒーサーバー。
新作の土鍋。
土鍋には最近詳しいですが、これはなかなか高度で素晴らしい技術であると思いました。
この歳になったら誰にも何も言わないのが大人のルールの中で、
秋田先生にはいつもショッキングなことを言われます。
今日の一言。
「人と話している途中に自分と会話しない。」(汗)
しかし、言われなくてもその場でいろいろなことを感じました。
そして、帰りかけたその瞬間、事務所の電話が鳴り、
いい知らせの電話だったそうで。
おかげでお祝いに美味しいハンバーグを近所でご馳走になりました。
秋田先生と町を歩くとみんなが振り向く人気者でした。
歩いている秋田先生を見たらいいことがあると言っておられました。
そして、ついに11月には滋賀県立大学に来て頂きます!
ちょっと心配(汗)