型屋さん巡り
(↑途中にあったかっこいい建築、上の部分がすごい)
こちらには石膏型を依頼しています。
専門的で私がついていけない話が飛びます。
こちらは型屋さんなんですが、名古屋のデザイン事務所studio pointさんと組んで自社商品を開発されて販売されています。
今時の型屋さんは型にハマりません。
その後、急遽、滋賀に舞い戻り、もう一つ依頼している水口の型屋さんに行くことに。
ここには、かなり難しいデザインを依頼しているのですが、
図面で描けるようなデザインではないため、雰囲気と感覚をその場で削ってもらってわかってもらう感じになります。
職人さんもそんな今までやったこと無いような形をどうやって作るか?を一生懸命考えて頂いています。
制作はかなり進んでおったのですが、微妙に異なる点がいくつもあり、このままでは問題が起きそうな懸念もありました。
職人さんもここまでかなり時間がかかっているのですが、
嫌な顔一つせず、むしろきちんとしたものを作らねばという感じで、
さらに難しい注文も聞いて頂いて、「明日から気を引き締めて最初からやる」
とおっしゃって頂いて頼もしい限りであります。
こういったプロ意識の高いの職人さんも高齢化していて技術が次の世代に伝わらないのは残念だなぁと思ったりします。(その時、たまたまいなかっただけで、若い方がおられるのかもしれませんが。)
このプロジェクトは売れる売れない、どこで売る?の話から始まっていなくて、窯元さんの一つの夢に挑戦しているという感じなんですよ。
こういうものが作りたい。という単純な夢です。
窯元さんも大メーカーではなく、一人で細々やられている個人事業者ですが、他のどこのメーカーさんよりも制作費にお金をかけて頂いていて、先もはっきり見えないままなのにダイナミックに走り出している感じなんです。やったこと無いだらけなんで不安要素ばかりなんですが、やってみないとわからないし、そうしなければ何も新しいことはできないという感じなのです。
自分の親より年上の方なんで、先生、先生とやたら言われながら恐縮なんですが、
私も今のこんな時代にあって、とても面白く貴重な体験をさせて頂いています。
なんとしても成功させたいものです。
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